震災犠牲者の方々の火葬に立ち会って

この度、佐倉斎場にて先の震災で被害に遭われた岩手県陸前高田市の方々の葬儀・火葬に、住職と共に参加しました。

これは岩手県からの打診を受けた千葉県が、震災による県外犠牲者の方々の遺体を県内の斎場で火葬することにしたのを受け、執り行われました。報道によりますと、1100人以上の方々が亡くなられた陸前高田市では、火葬が間に合わず、土葬も検討されたそうです。しかし、火葬をしてほしいとの声が多く、岩手県が他の県に震災で犠牲になった方々の火葬の受け入れを要請したことによるそうです。

我々佐倉市佛教会に所属する僧侶達も陸前高田市から依頼のあった身元の分からない23名の震災犠牲者の方々に、合同でお経をあげ、供養を致しました。陸前高田から遠く離れたこの佐倉の地で、荼毘に服する皆様が成仏できますよう、一心に祈りました。

この震災で犠牲になった皆様のご冥福を、改めてお祈り申し上げます。

(英岳)

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