こんにちは。いよいよ春らしいお天気となりましたね!と書きたいところですが、ここ数日は本当に肌寒い日が続きますよね。体調を崩された方も多いのではないでしょうか。同じ気温でも、一度暖かさに慣れてしまうと余計に寒く感じるような・・・天気予報でも、「明日の寒さは」というフレーズを耳にしますが、気付けば五月もすでに半ば。早く春らしさを満喫できる陽気に戻りますように!
さて、今日のお便りは、寒さが来る前、気温が高く汗ばむような陽気だった先週のお話です。その頃は日差しも強かったですね!人にとって心地よい季節になるということは、もちろん他の動植物にとっても心地よい季節になるということで・・・境内では日に日に雑草が生い茂っていきます。生命力を体感できるといえばその通りですが、実に私達をたじろがせるような勢いで雑草は目に見えて成長していきます。除草剤を使わない為せんなきことですが、雑草はやはり抜かねばなりません。これが本当にイタチゴッコなのです。なぜなら、①完全に抜くことは不可能(たくさんありすぎる) ②恐ろしく立派な根っこを持っている雑草もあり、全て抜き去れない(途中で切れてしまう) そして最後に③抜いたそばからまた次々と生えてくる・・・しかし、放っておけば境内はたちまち雑草だらけになってしまうので、毎年のようにこのイタチゴッコは続けられるわけです。
ところが、今年は素晴らしいアイデア道具と出会えました!写真にある二つの道具です。どちらも雑草を抜くためのものですが、これが本当に便利なのです。感動です!雑草の根元をはさめば、テコの原理で手よりも力を使わずに根っこから抜くことができるわけです。ここで、ちょっとしたコツがあります。土の表面を軽く掘って、根の上部をはさむようにするのです。そうすると気持ちよく、ごそっと抜けるのです。その気持ちの良いこと!永遠に続くと思われる草むしりが急に効率アップしたような気さえします。
それでも、雑草を抜いていると思いがけず可憐な草花を見つけて抜くのをやめたり手を止めたり・・・したがって、結局今日も境内は雑草の生命力を満喫できる環境となっております。(緋)